事業所からのお知らせ

2020.08.12
名古屋駅前校

〝イノベーションのジレンマ〟からの教訓

こんにちは。今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。

 

これまで幾度となくブログの中で「イノベーション」という言葉を使ってきました。

「イノベーション」とは「技術革新」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」のことで、

ある製品を使用目的のまま、またはマニュアル通りに使わずに、まったく別の目的に使ったりすること。

または、まったく別の〝やり方〟で成果を出すことです。

コロナ禍の中で、いろいろな業種・職種において、実に様々なイノベーションが実践されました。

電機メーカーのシャープが、自社の生産ラインを活用してマスクの生産に乗り出したり、

トヨタ自動車が、やはり自社のノウハウを生かして医療機器の生産に取り組んだり。

居酒屋が、仕入れてしまった食材で弁当を作り、ランチタイムに店頭販売する、とか

休校で余ってしまった給食用の食材を役場などで安く販売する、といったことも

ある意味「イノベーション」と言えるでしょう。

 

さて、ビジネスの世界には「イノベーションのジレンマ」という言葉があります。

業界のトップ企業が顧客の意見に耳を傾け、さらに高品質の製品やサービスを提供しようと考えている間に

新興企業のイノベーション(技術革新)に先を越されてしまい、失敗を招くことがあるという考え方です。

提唱者のクリステンセンによれば、成功している企業が「イノベーションのジレンマ」に陥る理由は3つ。

➊それまでの常識を覆すような〝破壊的な技術〟は性能や質を低下させることがあるため、

 既存技術で成功している企業の多くは〝破壊的な技術〟に関心を持たないことが少なくないから。

 例えば、デジタルカメラが登場したとき〝画質〟という点では既存のフィルムカメラの方がよかったため、

 フィルムメーカーは、デジカメの技術には関心も注意も払いませんでした。しかし現在では…

 フィルムカメラはほぼ〝絶滅危惧種〟になってしまっていますよね。

トップ企業はそれまで培ってきたハイエンドの技術をさらに向上させることをなかなか止めらないから。

 そのため、性能が多少低くても、顧客の需要を満たす新たな技術をもった新規企業の製品に市場を奪われてしまいます。

❸成功している企業は、利益率が低い・市場規模が小さいなどの理由で

 イノベーションや市場への参入に取りかかるタイミングを逸してしまうことがありがちだから。

 参入のタイミングを見逃してしまうと、新興企業にお株を奪われてしまいます。

上記のように、革新的な技術やビジネスモデルで従来の企業を打ち破ってきた実績のある企業が、

いつの間にか革新性を失ってしまったり、最先端の技術開発をしても成功に結びつかない状態などを

総じて「イノベーションのジレンマ」と呼びます。

 

では、ここから得られる教訓は何でしょう?

 過去の栄光の呪縛から抜け出さないと、二度目、三度目の栄光は訪れない

 自分のスキルに満足せず、絶えずレベルアップを図ること

 スキルのレベルだけではなく、新しいスキルの習得を目指すこと

 目標とする職種などを絞り込み過ぎたり固執しすぎたりせず、可能性を広げて考えてみること

などが挙げられるでしょうか。

 

アクセスジョブ名古屋駅前では、みなさんの意思や価値観を尊重しつつ、

あらゆる可能性を模索できるようにいろいろな視点で自立や就職へのアドバイスをしています。

将来に不安を感じている人、ひとりではなかなか進路を決められない人は

是非アクセスジョブ名古屋駅前に相談しに来てくださいね。スタッフ一同、お待ちしています。