自分には何ができるか、人と比べて優れているかどうかで自分を評価するのではなく、
そのままの自分を認めて、価値ある存在として受け入れられることなのです。
こんにちは! アクセスジョブ名古屋駅前です(^^♪
今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます!
〝Let it go〟は、いわずもがな、大ヒットしたディズニー映画〝アナ雪〟の主題歌。
ただ〝Let it go〟の和訳〝ありのままで〟は、
主人公エルサの心理的ニュアンスは伝わるものの、正確な和訳ではないので要注意。
〝Let it go〟は〝持っているものを手放して〟という意味。
エルサの〝抱えていたストレスや悩みをすべて捨てて楽になろう〟という気持ちの表れです。
これは、心理学でいうところの〝自己肯定感〟を表しています。
〝自己肯定感〟とは、そのままの自分を認め、受け入れ、自分を尊重し、
自己価値を感じて自らの全存在を肯定することです。
自分には何ができるか、人と比べて優れているかどうかで自分を評価するのではなく、
そのままの自分を認めて、価値ある存在として受け入れられることなのです。
ところが、自己肯定感は、状況によって高くなったり、低くなったりします。
問題なのは、自己肯定感が低い状態が続くと、負のスパイラルに陥ってしまうこと。
新しいことにチャレンジしようとしても、
「どうせまた失敗する」とポジティブになってしまうことが少なくありません。
(みなさんも、そんな経験はありませんか。)
自己肯定感が低い人には、次のような5つの特徴があるそうです。
⑴ 過去の失敗へのこだわりやトラウマがある
失敗した経験は強く記憶に残るため、過去を変えることができないにもかかわらず、
同じ失敗を繰り返したくないという意識が昂じて、自己肯定感が低くなってしまいます。
⑵ 他人との比較や劣等感の意識が強い
他人と比較して、自分が劣っていることばかりに意識が働くと自己否定に陥ります。
身近にいる人と競い合うことで力を伸ばすのは、成果を出すためには有効な方法ですが、
それが正しく機能するのは、自己肯定感が高まっているときだけです。
⑶ いつも「できない」と思ってしまう
はじめから「自分にはできない」と思ってしまうと、気力さえ萎えてしまいます。
何事に対しても消極的になり、途中で諦めてしまう傾向が強くなります。
⑷ 周囲への依存度が強い
自分で主体的に物事を決めたり実行する場面が減ると、周囲への依存度が増します。
他責的な傾向が強まるため、自分で決断することができなくなってしまうのです。
⑸ 人のために頑張ることができない
自分が誰かの役立っているという感覚がなくなってしまうと、気が失せてしまうことも。
自信は愚か、物事に継続して取り組むこともできなくなってしまいます。
これら5つの特徴は、必ずしも単独で表れるわけではなく、複合的に表れることもあります。
例えば<過去のトラウマや劣等感により、自分で自分のことを前向きに評価できないとき、
人は周囲から認められたいという承認欲求が強くなります。
承認欲求は誰もが持っている欲求ですが、自己肯定感が低いままでは、
自分で自分を認められないから心が満たされず、他者からの評価を強く求めてしまいます。
それが依存的な行動につながってしまうのです。
以上の点を踏まえて、自己肯定感を高めるにはどうすればいいのかを考えてみましょう。
⑴ ありのままの自分を認める
さまざまな気質や要素を持っている自分を〝いい / 悪い〟で判断しないこと。
現実と理想とがかけ離れていたら〝完璧ではない自分〟を自覚すること。
自分に共感すること。同時に、他人をも認めること。
⑵ ありのままの自分を受け入れる
自分の気質や個性、環境、境遇などを、そのまま自分の一部として受け入れること。
あるがままの自分を「これが自分だ」と許容し、自分らしさとして受け止めること。
たとえできないことがあっても、自分を責めたり否定したりしないこと。
⑶ ありのままの自分を大切にする
健康に留意し、自暴自棄にならないこと。
自己犠牲の精神を大切にしつつも、自分のために生きること。
自分が健康でなければ、他人に尽くすことはできないと考えること。
⑷ 自分の価値を信じる
自分の価値を信じ、過大評価も過小評価もしないこと。
過大評価ではなく、自分を褒めること。
⑸ 自分を信頼すること
自分を信頼できなければ、他人を信頼することはできないと考えること。
自分に優しくない人は他人に優しくすることはできません。
自分を大切にしない人は他人を大切にすることはできません。
自分自身を思いやり、他人を慮る姿勢を忘れずにいきましょう!
自己肯定感こそ、就労を目指す人にとって、最も重要な気質だと、筆者は思います。
〝Be my true self !〟 ありのままの自分でいよう!