事業所からのお知らせ

2021.03.22
名古屋駅前校

なかったことにする

こんにちは! アクセスジョブ名古屋駅前です。

今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。

 

昔の失敗や失態、都合の悪いことなど、いわゆる黒歴史を封印したいとき、

「それは〝なかった〟ことにしよう」と言ったりします。

実はコレ、ファイナンス(財務)分野で投資の意思決定の際に使われる概念のひとつで、

日常からビジネスまで、多くの問題解決に応用できる思考法です。

先日のブログで紹介した〝ゼロベース思考〟のひとつとも言えます。

 

どうしても回収できなくなってしまった資金や労力などを指して

〝サンクコスト Sunk Cost〟(日本語では〝埋没費用〟)といいます。

明らかな〝損失〟ですが、ファイナンス分野において経済合理性から考えた場合、

サンクコストは「初めから〝なかったもの〟として考える」ことが基本となります

 

例えば、1万円で買ったコンサートのチケットを紛失してしまった場合、

選択肢は「改めて買い直す」か「コンサートを諦める」か、の二択しかありません。

チケットをなくしてしまったので、そのチケット代はサンクコストになります。

これを経済合理性で判断すると、

もう一度1万円出してチケットを〝買い直す〟ことが正しい判断になります。

 

5万円で団体旅行に申し込んだ後、急用ができてキャンセルすることになりました。

今からキャンセルすると、キャンセル料が2万円かかるそうです。

キャンセル料を払って旅行を取りやめるか(この場合、3万円は戻ってきます)、

急用の方をキャンセルして旅行へ行くか…。

このとき、旅行に行く行かないに関わらず、2万円は必ずかかってきますから、

これがサンクコストになります。

キャンセルすれば3万円は戻ってきますが、旅行に参加すれば返金はありません。

つまり、旅行に参加することは、2万円を追加で払うことと同じ意味になります。

これを経済合理性で判断するなら、

改めて2万円を払って旅行に参加するかどうかを考えることになります。

その旅行に緊急性や必要性が見いだせないのであれば、

ここでは旅行をキャンセルして3万円を回収することが正しい判断になります。

 

上のような例では、どうしても「もったいない」「元を取りたい」といった

心理的バイアスがかかるため、正しい判断を導き出すことは難しくなります。

これを〝サンクコストの呪縛〟と呼ぶことがあります。

 

すべてを「なかったこと」にして、白紙の状態で物事を捉え直すこと。

単なる〝損得勘定〟ではなく〝ゼロベース思考〟で考えてみて、

改めて物事の価値を問い直してみることが必要なこともあります。

黒歴史を封印するときだけでなく、いろいろな場面で応用できる考え方ですね。

 

アクセスジョブ名古屋駅前では、就労準備のためのスキルだけではなく、

いろいろな場面で活用できる思考法や解決策を必要に応じて紹介しています。

就労に必要なスキルはもちろん、判断力や思考力をもっと伸ばしたい人は、

是非アクセスジョブ名古屋駅前にご相談ください。

黒歴史を封印して、新たなステージに向かって一緒に進んでいきましょう!

 

お詫びと訂正:

先日のブログ「ゼロからのスタート」において、

〝臨港西線〟を「金城ふ頭と笹島を結ぶ」貨物専用線と記述しましたが、

「名古屋駅で東海道線の貨物支線(稲沢線)と接続している」が正しいようです。

地元民の勝手な思い込み、勘違いだったようで、お詫びして訂正いたします。

筆者は鉄道には詳しくないので、「湘南新宿ライン」や特急「湘南」についても

誤った記述をしているかもしれません。ご容赦ください。

 

なお、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線では、

映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」公開を記念して、

綾波レイ仕様の特別車両が3月13日から5月31日まで運行されています。

3月20日からはオリジナルグッズや記念往復乗車券も販売中。

あおなみ線は、一時的に〝あやなみ線〟と化しています。

ちなみに、名古屋駅前の〝ナナちゃん人形〟は

一時的に〝式波・アスカ・ラングレー〟に変身しています。