事業所からのお知らせ

2020.08.16
名古屋駅前校

メラトニンの誘いは断らない

毎晩、寝苦しい夜が続いています。

寝ているだけでも〝熱中症〟に罹るリスクがあるそうで、昼のみならず夜もエアコンはフル稼働。

電気代はかさみますが、命には代えられませんよね。

さて、前回のブログ〝ゲーム障害〟に関連して、今回は〝睡眠障害〟について。

 

〝睡眠障害〟といえば、以前は〝不眠症〟を指していたようですが、

睡眠に関する研究の進歩とともに、〝睡眠障害〟が指す範囲は拡大しているそうです。

アメリカにある睡眠障害の研究機関がまとめた「睡眠障害国際分類」によると、

〝睡眠障害〟には、不眠症のほか、睡眠関連呼吸障害、過眠症、概日リズム睡眠障害、睡眠時随伴症、

睡眠関連運動障害などがあるとのこと。

 

一口に〝不眠症〟といっても、寝つきが悪い〝入眠障害〟、何度も目覚める〝中途覚醒〟、

早く目覚める〝早朝覚醒〟に分類され、日常生活に支障をきたす場合に〝不眠症〟と診断されるそうです。

また、睡眠関連呼吸障害で最もよく知られているのは〝睡眠時無呼吸症候群〟です。

〝過眠症〟は、昼間に強い眠気があり、一度眠ると目覚めにくい状態。

〝概日睡眠リズム障害〟は、睡眠と覚醒のリズムが乱れ、極端に寝る時間が遅くなったり早くなったりする状態。

〝睡眠時随伴症〟は、夢遊病などの睡眠中に起こる異常行動を指すそうです。

〝睡眠関連運動障害〟には〝むずむず脚〟や寝ている間のけいれん、歯ぎしりなどがあります。

これらの〝睡眠障害〟の原因は、主に生活リズムの乱れやストレスで、年齢に関係なく発症するそうです。

 

人には「日光を浴びると覚醒し、夜になると眠くなる」という睡眠のリズムがあります。

これには、体温や脈拍数、血圧などを低下させ、人を休眠や睡眠に誘う

〝メラトニン〟というホルモンが関係しているそうです。

朝、目に太陽の光が入ると、脳の松果体から分泌されるメラトニンの量が減り、

およそ15時間後に再度分泌量が増えるため、暗くにる頃、人は自然な眠りに誘われるのだそうです。

よって、不規則な生活や日中に光を浴びない生活を続けていると、メラトニンがうまく分泌されず、

睡眠障害の原因になります。

メラトニンは、脳内のホルモン分泌をコントロールする視床下部の働きを左右するので、

睡眠のリズムが乱れると、あらゆるホルモンのバランスも乱れてしまいます。

睡眠不足が続くと体調が悪くなるのは、このためです。

 

スマホやパソコン、タブレット端末などから発せられる光(特にブルーライト)によって、

脳は「昼間だ」と錯覚し、メラトニンの分泌量が抑制されて脳が覚醒するため、

眠りが浅いなどの〝睡眠障害〟を引き起こしやすくなります。

 

ハズキルーペでフルーライトをカットするよりも、

スマホやパソコン、タブレット端末を寝る直前まで使い続けないことが肝心です。

社会人にとって、健康管理は自己管理能力の中でも最も基本的なスキル。

気をつけてくださいね。