事業所からのお知らせ

2021.01.31
名古屋駅前校

リカバリ、してますか?

こんにちは! アクセスジョブ名古屋駅前です(^^ ♪

今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。

 

リカバリー(リカバリ)?

PCを初期化(OSのデータを消去して再インストール)したり、

破損したHDを取り替えるなどしてコンピュータ・システムを復旧することですよね。

PCを扱う人なら、リカバリーと聞けば、このように答えるでしょう。

でも、今日はPCではなく〝働く人〟のリカバリーの話です。

 

〝リカバリー経験  The Recovery Experience 〟

就業中に上昇した疲労やストレスを低下させて、元の活力や心理状態に回復させるための活動で、

〝働き方〟の一部としての〝休み方〟を指して言います。

これは、2019年に労働政策研究・研修機構が出した

「人手不足等をめぐる現状と働き方等に関する調査」の回答個票を

厚生労働省が独自集計して「令和元年版 労働経済白書」で取り上げたことから、

注目されるようになってきた概念です。

効果的な〝リカバリー経験〟による疲労やストレスからの回復は、

労働者の〝ワーク・エンゲージメント〟や生産性の向上を実現させる可能性が示唆されています。

 

マンハイム大学組織心理学部教授 サビネ・ソネンタグ博士の研究によれば、

〝リカバリー経験〟には次の4種類があります。

  ⑴ 心理的距離 Psychological Detachment

    仕事から物理的・心理的に離れている状態。つまり、仕事のことを考えない状態。

    ☞ 休日は、仕事のことを忘れて過ごす。

  ⑵ コントロール Control

    余暇時間に何をどのように行うのかを、自分で決められる状態。

    ☞ 休日の過ごし方を自分で決められる。

  ⑶ リラックス Relaxation

    心身の活動量を意図的に低減させて、くつろいでいる状態。

    ☞ 休日は、行動に余裕をもって、ゆったりと過ごす。

  ⑷ 熟達 Mastery

    余暇時間に自己啓発を実施する。

    ☞ 休日に自分が好きなことを学ぶ。

 

〝リカバリー経験〟は、自分で自分をマネジメントできるかどうかにもよりますが、

職場環境や自分を取り巻く人間関係によっても大きく左右されます。

仕事を自宅に持ち込まなければならない(勤務時間内に仕事が終わらない)職場や

家族から離れて自立した生活を送っている環境にあっては、

〝リカバリー経験〟をすることは簡単なことではないでしょう。

(テレワークは職場以外の場所で仕事をすることなので、少しニュアンスが違いますね。)

 

〝リカバリー経験〟に関する別の研究によれば、

家族や友人からのサポートが多い(職場以外の人間関係が充実している)ほど、

仕事と心理的な距離が取りやすくなることが示唆されているようです。

一方で、職場の同僚からのサポートは、心理的距離と相関的な影響は見られないそうで、

職場の人間関係が良好であっても、仕事との心理的距離を高めることにはならないとのこと。

 

意識的に仕事との〝心理的距離〟を置かなければ、

続く〝コントロール〟〝リラックス〟〝熟練〟の域に到達することはできません。

健康を維持し、仕事やプライベートでのパフォーマンスを上げるには、

家族や友人との良好な関係が不可欠。

せめて週末くらいは、家族や友人と過ごす時間を捻出することが肝心ですね。

 

今日の話題は、就労中の人たちだけではなく、

就労準備に取り組んでいる人たちにも当然、あてはまります。

お互い〝オン〟と〝オフ〟を切り替えながら、平日のパフォーマンスを上げていきましょう!