事業所からのお知らせ

2020.06.02
名古屋駅前校

古典と歴史小説から学べること

こんにちは! アクセスジョブ名古屋駅前です(^^♪

今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。

 

“会社の経営者” といえば、ビジネスマンの最終目標のひとつ。オーケストラの指揮者などと並んで、

いつの世でもビジネスマンの “憧れの職業” の上位にランキングされるそうです。

唐突ではありますが、彼らは、普段、どんな本を読み、何を学んでいるのでしょうか。

 

「会社を経営するくらいだから、経営に関する本をたくさん読んでいるはずだ」と考えがちですが、

意外にも、『論語』などの中国古典や司馬遼太郎などの歴史小説、戦史を読む経営者が少なくないそうで、

プラトンをはじめとする古代ギリシャ哲学などもよく読まれているそうです。

(もちろん、経営に関する本も多く読まれていますが)

 

「会社を経営する」ということは、「人を動かす」「組織を動かす」「戦略を練る」こと。

上に挙げたジャンルの本に直接的なノウハウが書かれているわけではありませんが、

経営者と呼ばれる人たちは、そのストーリーの中から、

人の有り様や組織のダイナミズム、戦略やリーダーシップの本質などを学び取っているようです。

 

確かに、司馬遼太郎の『国盗り物語』や『関ケ原』などの戦国時代のストーリーを読むと、

「野望と保身」「追従と裏切り」「国益と私欲」などが絡み合い、

そのときどきの「駆け引きが吉と出るか凶と出るか」などが読み取れますし、

『竜馬がゆく』『坂の上の雲』などの幕末から明治初期にかけての時代のストーリーを読むと、

慣習や過去の経緯に振り回されずに「先を読む」ことの重要性が読み取れたりします。

満州事変からポツダム宣言受諾までの「日中戦争」や「太平洋戦争」を題材にして

ビジネスシーンに生かすことを目的として書かれた『失敗の本質』や『戦略の本質』などの戦史・戦記物も

バブル経済前後からよく読まれています。

「競合他社との競争に勝って利益を得る」ことが企業の存在意義であることを考えれば、

また、競合他社との競争に勝つための手段や方法を「戦略」と呼ぶことから考えても、

「いくさ」や「戦争」を題材とした小説が経営者によく読まれていることは納得できますよね。

また、経営者には人を惹きつけるカリスマ性とリーダーシップという素養が必要とよく言われますが、

戦争という未曽有の危機を乗り切るために、いろいろな場面で発揮されるリーダーシップの本質も

戦史などから学び取ることができます。

 

このブログの筆者が6年前にハマって、ほぼ毎年読み返しているのが

『史上最大の決断~ノルマンディー上陸作戦を成功に導いた賢慮のリーダーシップ』という本です。

リーダーたちの挑戦と英断、現場指揮官のリーダーシップ、戦後を見据えた思惑など、

成果を出すべき組織の一員としての役割と覚悟が読み取れ、読むたびに新たな学びが得られています。

 

毎年、NHKの大河ドラマをきっかけに歴史小説を読み始める人がいるようですが、

経営者の視点で歴史小説を読んでみると、新たな発見が得られると思いますよ。

 

ちなみに、アクセスジョブ名古屋駅前のライブラリには、

一般常識やSPI3の過去問などに混じって、

仕事のノウハウに関する本や脳科学に関する本などが置かれていますが、

比較的よく読まれているのは、サミュエル・スマイルズの『自助論』です。

160年ほど前に出版され、明治時代には福沢諭吉の『学問ノススメ』と並んでよく読まれた本。

感想を聞いたことはありませんが、どんなことを学び取ったか、とても気になります。