こんにちは! アクセスジョブ名古屋駅前です(^^♪
今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
昨年末、厚生労働省は「障害をもつ人-相談支援機関-職場」をつなぐ情報共有ツールとして
『就労パスポート』という冊子を作成しました。
これは、障害のある人が、働く上での自分の特徴や希望する配慮などを整理し、
就職の際に相談支援機関や職場の人たちと話し合う際に活用するためのツールです。
厚生労働省によれば、履歴書等のように採用選考時に提出しなければならない書類というわけではなく、
必要に応じて任意に作成、提出する書類だそうです。
〝任意〟とはいえ、上手く活用すれば、自己PRのための強力なツールになりそうですから、
個人的には作成することをお勧めします。
ちなみに『就労パスポート』に記入する大項目は次の5つです。
❶ 職務経験
就労福祉サービス事業所等において、就職準備のために取り組んだプログラムなどで経験した職務など。
❷ 仕事上のアピールポイント
できること、得意なこと、自分の強み、スキルなど。
❸ 体調管理と希望する働き方
知っておいてほしい健康面や体調面の特徴や配慮してほしいことなど。
❹ コミュニケーション面
コミュニケーション上、苦手としていることや自分が工夫していること、気づいてほしい点など。
❺ 作業遂行面
作業に取り組んでいるときの心や体調の変化の特徴や自分で対処または工夫している点など。
ただ、『就労パスポート』の最大の特徴は、その使用目的にあるのではなく、
記入する時点で〝いろいろな視点から自分自身を振り返ることができる〟という点です。
何もない状態で自分を振り返ろうとすると、どうしても主観的になりがちですが、
『就労パスポート』の項目に沿って必要事項を記入していけば、客観的に自分自身を見つめ直すことができます。
是非、時間を捻出して『就労パスポート』を完成させてみてください。
自分を見つめ直すことで、新たな発見や気づきがあるかもしれませんよ。
アクセスジョブ名古屋駅前では、
必要に応じて、利用者の方と『就労パスポート』を作成、振り返りの「きっかけ」にしています。
自分を振り返るきっかけが見つからない人や「就労パスポート』が気になる人は、
是非アクセスジョブ名古屋駅前にお越しください。
きっかけをつかんで、一緒に次の一歩を踏み出しましょう。