こんにちは! アクセスジョブ名古屋駅前です(^^ ♪
今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
アラスカやカナダ北部などに広がるツンドラ地帯を居住圏とする先住民族のイヌイット。
彼らが必要としている家電製品の一つに〝冷蔵庫〟があります。
ツンドラ地帯といえば、地下に永久凍土が広がる降水量が少ない地域で、
最暖月でも平均気温は0℃ 以上10℃ 未満。
「そんな極寒の地に住むイヌイットは、なんで冷蔵庫を欲しがるの?」
と思ってしまいますよね。
温帯に住む私たちの〝常識〟では、
冷蔵庫は、食材や飲料を冷蔵して長期間新鮮なまま保存するために使います。
イヌイットの人たちは、もともと凍てつくような気候の中で生活しているわけですから、
わたしたちの〝常識〟に照らして考えれば、
直感的に「〝外〟においておけば冷やせるじゃん」と思ってしまいがちです。
でも、ちょっと待ってください。〝凍てつくような気候〟 ということは、
〝外〟に出して置いたら、すべて凍ってしまって食べられなくなってしまいますよ。
というわけで、イヌイットは、
食材や飲料を〝凍らせることなく長期間新鮮なまま保管する場所〟 として
冷蔵庫を必要とするのです。
人が「手に入れたい」と思うものを表す言葉は、
〝ニーズ needs〟と〝ウォンツ wants〟の2つあります。
その違いを上のイヌイットの例に当てはめると、
食材などを 〝凍らせることなく長期間新鮮なまま保管したい〟 ことがニーズであり、
ニーズを満たすための道具としての〝冷蔵庫〟 がウォンツになります。
つまり、ニーズは欲求そのもの。目的であり必要性でもあります。
それに対してウォンツは、欲求を満たしてくれる〝モノ〟や〝手段〟を指すわけです。
私たちとイヌイットたちでは、ウォンツは同じでも〝ニーズ〟 は異なるんですね。
この〝ニーズ〟と〝ウォンツ〟という言葉は、ビジネス用語の中でも基本中の基本ですから、
使い方を間違えないようにしておきたいものです。
就労を目指すみなさんにとっては、将来就きたい仕事がウォンツであり、
その仕事に必要なスキルや能力がニーズになります。
また、企業の立場であれば、
ニーズは、その企業が成長し、発展するのに必要なスキルや能力であり、
ウォンツは、そのスキルや能力を持つ〝みなさん〟つまり〝人材〟 になります。
アクセスジョブ名古屋駅前は〝就労移行支援事業所〟です。
みなさんのニーズを満たしつつ、みなさんのニーズと企業のウォンツをつなぐ〝橋渡し役〟役です。
ウォンツを満たすために頑張りたい人、なかなかニーズが見つからない人は、
ぜひ、200を超える就労移行支援プログラムを持つアクセスジョブ名古屋駅前にお越しください。
みなさんのニーズとウォンツを満たすプログラムが必ず見つかるはずです。