こんにちは! アクセスジョブ名古屋駅前です(^^♪
今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます!
昨日のブログで「動機づけ」の話をしました。
今日は、経営心理学に出てくる「動機」の変化について、お話しします。
まず、よくある質問から。 みなさんは「何のために働く」のですか?
「働く目的」は一様一律のものではなく、環境や価値観に左右されますから、
おそらく十人十色、千差万別でしょう。では、下のグラフを見てください。
これは昨年、アクセスジョブ名古屋駅前で利用者のみなさんを対象に実施した
集団勉強会『仕事とは?』で使用したスライドの一部です。
数年前に内閣府が実施した「国民生活に関する世論調査」の結果ですが、
「お金を得るために働く」人の割合が最も高くなっています。
「お金を稼ぐ」ことの〝是非〟は関係ありません。
生きていくためには元手となる〝お金〟が必要だから「働く」んですよね。
衣食住を満たしたいという欲求が「働いてお金を得る」という行動を起こさせるのです。
経営心理学その他では、これを「経済的動機」といいます。
ちなみに、「働く目的」は、以下のグラフのように、そのときの世相や環境に影響されます。
次に、生産性が向上し、ある程度の欲求が満たされるようになると、
よりよく「働く」ために快適な職場環境を求めるようになります。
〝快適な環境〟とは、ハード面や物理的な空間といった意味ではなく、
〝気持ちよく働ける〟環境のことで、主に職場の〝人間関係〟を指しています。
良好良質な人間関係が維持できる職場では、より生産性が増します。
これを「親和動機」といいます。
その後、働くことで「社会に貢献」しているという満足感が生まれ、
それが仕事に対する〝ヤリガイ〟となり、さらに生産性がアップしていきます。
これが3つめの動機である「達成動機」です。
このように、「動機」は「欲求」が充足するごとに変化していきます。
障がいという特性と向き合い、就労準備に取り組んでいる人たちにとっても、
この〝3つの動機〟は段階的に感じられるのではないでしょうか。
自立を目指して就労準備に取り組むことが「経済的動機」に、
自分に合った就労支援で仲間とともに切磋琢磨し合うことが「親和動機」に、
目標に向かって就労に必要なスキルがひとつひとつ身についていくことが「達成動機」に
なっているはずですよね。
アクセスジョブ名古屋駅前では、
みなさんの〝3つの動機〟を大切に育みながら、夢を叶えるお手伝いをしています。
これが私たちスタッフの「達成動機」です。