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~利用者様ブログ『私の理想の働き方』【熊谷】

2024.05.13

こんにちは、利用者のFっこです♪

今回は”私の理想の働き方”についてお話したいと思います!
理想の働き方をお話する前に、私がこれまで歩んできた道を紹介したいと思います。

1.新卒~就職して

 私は高校生からの夢だった教育関係の職業に新卒でつくことができ、とても嬉しかったのを覚えています。勤務に関しては、実習のときから過酷なのを知ってはいましたが、実際に勤務が開始すると想像以上に過酷で、土日も休みを取れることは多くはありませんでした。
 しかしどんなに大変なことがあっても、子どもたちの笑顔や成長はとても嬉しく、「ありがとう」「大好き」の言葉で救われました。

 しかし、長時間勤務、マルチタスクの労務によって病気を発症、異動、そして人間関係の変化によって休職することになってしまいました。

2.苦しい休職期

 休職してからは、とにかく寝続ける日々が続きました。寝て、泣いて、寝て…たまに起きて適当に食べて…
 週2日の通院はしていましたが、それ以外は外出をせず、生活リズムはどんどん崩れていってしまいました。

3.B型作業所(就労継続支援B型)に通う

 休職して2年ほどたったころ、主治医から「人と関わったほうがいい」と言われ、B型作業所に通うことになりました。
 B型作業所に決めるまでに、デイケアや就労移行支援も考えましたが、デイケアはグループワークが多くて気持ちが不安定になってしまうこと、就労移行支援は就職段階ではないことから、実際にお仕事(軽作業)をしながら生活リズムを整えることができるB型作業所に通うことにしました。
 最初は週2日程度、午前中に起きることも難しかったので午後から通所しました。
通っていくうちに少しずつ作業所のスタッフさんと話すことができ、他の利用者さんと話すこともでき、1つお仕事が終わるごとに達成感や、「自分はまた、前みたいにできるかもしれない」と気力、体力がつき、通い始めて1年経ったころには週5日、午前中から午後まで通して通所することができるようになりました。

4.B型作業所の卒業

 B型作業所に週5日、午前から午後まで通して通所できるようになったころには、職場の休職できる期限が残り半年と迫っていました。作業所に安定して通えるようにはなったとはいえ、まだまだもとのようには動けない日もある。病状もよくはない。そしてなによりもとのあの環境に戻れる自分が想像がつきませんでした。


 結果私は退職しました。夢だった職業の退職。とても悩み、苦しみ、そして悔しかったです。大学の友人や、同じ年に採用されて同期は続けられている。なんなら昇進試験を受け始める段階まできている。私は・・・? 夢の挫折でした。

 でも実は安心した自分もいるんです。あの環境に戻ったら、今後もあの働き方をしたら、また病気は悪くなる。ほっとしたと同時に、私は「前みたいに戻る」のを止めて「新しい自分になる」ことに決めました。

 退職を決めた後もしばらくはB型作業所に通っていましたが、だんだんとものたりなさを感じていました。

 
 卒業後の進路としては①就労移行支援、②A型作業所、③就労(オープンorクローズ)とあり、様々な人に相談したり、実際に見学に行ったりして(ここの話はまた今度)、就労移行支援に決めました。

 
 実はこの時期に婚活も始めていて、今の夫に出会いました。

5.就労移行支援に通う

 就労移行支援に通うと同時に婚活で出会った彼(今の夫)と暮らす新しい生活が始まりました。

 
 就労移行支援に通う前は、「就労移行支援なんて私には必要ない」と思っていました。私は社会経験もあり、自分なりにうまくやっていける自信もあったし、前職でパソコンもある程度使っていたのでわざわざ勉強しなくても大丈夫と思っていたのです。
 しかし実際に来てみて、自分がいかに対人関係で悩み、感情調節が難しいかを実感しました。WordやExcelなどのPCも、自分が知っている機能はほんの一部だということに気づかされ、しっかりと一から勉強して資格を取得しよう!と思うようになりました。

 
 今は、グループワークに積極的に参加したり、PCの勉強をしたり、企業見学に行ったりして感じたことや学んだことを、スタッフさんと話しながら就職したときの配慮事項として見つけていってます。

6.私の理想の働き方

 私がこれから目指すのは、「家庭と仕事の両立」です。昔は仕事がとても楽しく、趣味は仕事と言っていいほど仕事しかしていませんでした。それは今も変わりません。仕事すること、人の役に立つことが好きで、私の生きがいです。それと同じくらい、今は家庭も大切です。これからは一緒に人生を歩んでくれている夫のためにも、自分の心と体のことも大切に、できる範囲で仕事をしていきたいです。

 
 私は、見た目では病気や障害が「かなり」分かりづらいタイプなのですが、調子は崩しやすく、自分でも気を付けているのですが、どうしても支援が必要と思っているので、障害者雇用を目指しています。さらに家庭で家事をするとなったら、どうしても週25時間以内の勤務が上限です。ただでさえ求人が限られている障害者雇用で、さらに勤務時間の制限。探すのは簡単ではありません。しかし、私は自分のやりたいことを諦めたくはないです。”人の役に立つ” ”どんな形でもいいから教育分野に関わりたい”。自分の調子と理想の両立を叶えるのは難しいかもしれませんが、諦めずに頑張っていきたいです。

 私はアクセスジョブ熊谷に来て、新しい自分にどんどん成長していっている気がします。きっとB型作業所を卒業するときに就労移行支援に来なかったら、後悔していたと思います。それは、アクセスジョブ熊谷のスタッフさんがいてくださっているからだと思います。

 アクセスジョブ熊谷のスタッフさんは、どんなときも親身に、私の気持ちが落ち着くまで話を聞いてくださり、これからのことを考えてくれています。スタッフさんと話すたびに、「私はどんな私でもいい。」と思えることができて、すごく気持ちが穏やかになっています。毎日がとても楽しいです。これからも、自分らしく自分の人生を歩むために、ゆるふわで頑張っていきます☺

長くなりましたがここまで読んでくださりありがとうございました🎵



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