就労移行支援で学ぶ！ピッキングと棚卸しの軽作業訓練とは？

2024.09.26

就労移行支援事業所「アクセスジョブ四ツ橋」では、実際の職場で役立つスキルを身につけるための訓練が行われています。その中でも「ピッキング」と「棚卸し作業」の訓練は、特に在庫管理や物流業務を目指す方向きです。

ピッキングは、倉庫や店舗で商品を正確に取り出す作業のことを指します。これは、効率よく指示された商品を集める能力を高めます。
一方、棚卸しは、在庫の商品を正確に数える作業です。正確な数を把握することは、企業において重要な在庫管理の一部であり、集中力と注意力が求められます。

ピッキングや棚卸しの作業訓練には、以下のようなメリットがあります。

当事業所で行われているピッキングと棚卸しの訓練は、以下のステップに分けられます。

ステップ1：指示書の確認
まずは、ピッキングリストや棚卸しリストを確認し、どの商品を取り出すか、または何を数えるかを確認します。正確に理解する力を鍛える場面です。

ステップ2：ピッキング作業
指示された商品を棚から取り出し、正確にピックアップします。効率的に作業を行うために、商品を見つけ出す力が求められます。

ステップ3：棚卸し作業
在庫棚にある商品を1つずつ数え、リストと照らし合わせて在庫を確認します。この作業では、実際に事業所にある備品を確認し、不足の場合は発注作業も行うため、数え間違いを防ぐ注意力と集中力が必要となります。

ステップ4：記録と報告
作業後は、ピッキングや棚卸しの結果を記録し、担当者に報告します。報連相が重要なポイントです。また指示書には誤った内容も明記されている場合があり、誤りに気付けるのか、そして自分の言葉でしっかりと説明できるのかも訓練できるようになっています。

ピッキングや棚卸しの軽作業訓練は、特に以下のような方に向いています。

細かい作業が得意な方
集中して正確に数を数えることが得意な方におすすめです。
在庫管理や物流業務を目指す方
これらの業界では、ピッキングや棚卸し作業が日常業務に含まれているため、即戦力として活かせるスキルを身につけることができます。
注意力を高めたい方
集中してミスなく作業を行いたい方には、特に効果的です。