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【アクセスジョブ静岡】断りにくいって損ですか?

2024.10.08

みなさんこんにちは!就労移行支援事業所アクセスジョブ静岡です。

アクセスジョブ静岡の利用者さんからはよく「断るのが苦手で……」というお声をよく聞きます。

就労移行を利用する方だけでなく、今現在お仕事をされている方の中にも同じ思いを抱えている方は少なくないかと思います。

今日はこの「断る」ということについて考えていきましょう。

「断れない自分」と考えるのではなく

利用者さんから過去に自分の中の嫌だと思う気持ちを抑えて人付き合いをし、大変な思いをしたことがあるというお話をよく聞きます。

具体的なお話を聞かせていただいた方もいれば、そういうことがあったというお話だけの方もいらっしゃいますが、みなさん何かしらの人間関係、特に「断る」や「距離を置く」について難しさを感じているようです。

「断る」というのは確かに難しいですよね。

自分自身もあまり断ることは得意ではないのですが、「引き受けた時の自分の負担」を考えて「断りにくい気持ち < 自分の負担」となる時にはしっかりと断るようにしています。

それ以外の時は「断れない」のではなく、「引き受ける方が自分は楽」と思い引き受けるようにしています。

「断れなかった……」と思って物事を引き受けると押し付けられたような気持ちになってしまいますが、「引き受けるほうが楽だし……」と思えば自分にとって良い方を選んだのだと考えることができます。

自分自身の受け止め方ひとつで物事の感じ方というのは変わるので、自分にとってより負担が無く楽が出来る受け止め方をしていけばいいのです。

断れない性格は損?

物事を断れない人……いわゆる「良い人」は損でしょうか。

実は、これも自分自身の受け止め方ひとつで変わってくるのです。

断れないことを「仕事を押し付けられている」「本当は嫌なのに」「自分ばかり」と考えれば損ですが、

「周りに信頼されてる」「話しかけやすいと思ってもらえている」「良い経験になる」と考えたら得なのです。

もしも今、断れない自分を悩んでいる方はまずはそんな自分を「損」だと思うか「得」だと思うのか考えてみてください。

「損をしている」と思うのであれば上手な断り方の練習を、「得をしている」と感じるのであればキャパオーバーにならずに頼みごとを引き受ける方法を考えてみましょう。

中には「損をしている」と感じるけれど「あまり断りたくない」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

「断れない自分が好きじゃない」「だけど断る労力がとても大きいから出来たら引き受けた方が楽」といった方です。

そういった方は「上手に断る練習」よりも「上手に引き受ける練習」に切り替えていった方が自分自身が楽にコミュニケーションをとることが出来るかもしれません。

きちんと断れることは働くうえで大切なスキルです。

ですが、断る行為そのものに強いストレスを感じるのであれば、無理に断る練習をしたらストレスをため込んでしまう可能性があるので本末転倒となってしまいます。

今、断りにくいと感じている自分に悩んでいる方は「上手に断る力を身につけたいか」「上手に引き受ける力を身につけたいか」を考えてみると少し気持ちが楽な方に向かっていくかもしれませんね。

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