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上前津

10月10日は世界メンタルヘルスデー

2024.10.10

こんにちは、名古屋市中区にある就職に強い就労移行支援アクセスジョブ上前津です。(在宅支援も充実!)

ご存じでしょうか?
毎年10月10日は「世界メンタルヘルスデー」として、心の健康に関する啓発活動が世界中で行われます。

1992年に世界精神保健連盟(World Federation for Mental Health)によって設立されたこの日は、メンタルヘルスに関する意識向上と支援の重要性を広めることを目的としています。

世界中で約4人に1人が人生の中で何らかの精神的な健康問題を経験するとされています。
メンタルヘルスの問題をよりオープンに話し合える環境を作るために、今日という日は非常に重要だと思います。

メンタルヘルスは単に病気や障害を予防するためだけでなく、個人が豊かで充実した人生を送るための基盤でもあります。
特に近年のパンデミックや社会的な不安定さによって、多くの人がストレスや不安、孤独感を感じることが増えたため、メンタルヘルスの優先順位を再認識することが求められています。

メンタルヘルスに対する偏見の解消
メンタルヘルスの問題に対する偏見や誤解は、未だに多くの人々が必要な支援を求めることをためらう原因となっています。
うつ病や不安障害などの精神的な健康問題は、個人の意志や性格の問題ではなく、科学的に理解されている治療可能な病気です。
しかし、社会の中では「頑張れば治る」「気の持ちようだ」などの誤った認識が根強く、メンタルヘルスの問題を抱えている人々が孤立したり、支援を得られなかったりすることがあります。

このような偏見を取り除くために、メンタルヘルスに関する正しい知識を広め、オープンな対話の場を作ることが重要です。
メンタルヘルスデーは、そのきっかけとなる重要な日です。

自己ケアの大切さ
メンタルヘルスの維持には、自己ケアが非常に重要です。
自己ケアとは、心身の健康を維持するための自分自身への配慮やケアを指します。

十分な睡眠、バランスの取れた食事、定期的な運動など、身体的な健康を維持することは、心の健康にも大きな影響を与えます。
また、ストレスを感じたときにはリラックスする時間を作り、趣味や友人との交流を通じて心の安定を図ることも大切です。

特に、忙しい現代社会では、自分自身のケアを後回しにしてしまうことがあります。
しかし、心の健康を維持することは、長期的には周囲の人々に対するサポート能力を高めることにもつながります。
自己ケアを通じて、自分自身を大切にし、心の健康を守ることが大切です。

まとめ
世界メンタルヘルスデーは、私たち全員がメンタルヘルスについて考え、行動を起こすための重要な日です。
2024年のテーマ「今こそ職場でメンタルヘルスを優先しよう」は、個人としても社会としても、心の健康を守ることが必要不可欠であることを再認識させてくれます。

偏見を解消し、支援体制を強化し、自己ケアを大切にすることが、メンタルヘルス問題の解決への第一歩です。
この日をきっかけに、心の健康について周囲と話し合い、自分自身のケアを見直してみてはいかがでしょうか。