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清澄白河
心理学雑学②ゲシュタルト心理学
2024.12.23
こんにちは!アクセスジョブ清澄白河です!心理学雑学シリーズ第2弾、今回はゲシュタルト心理学について。
ゲシュタルト心理学は、ウェルトハイマーが提唱し、20世紀初頭にドイツで発展した心理学の一分野です。この学派は、人間の知覚や思考、学習の過程を理解するために、全体としてのパターンや構造に着目しました。
ゲシュタルト心理学の「ゲシュタルト」という言葉は、ドイツ語で「形」や「構造」を意味し、人間が物事をどのように全体として認識するかを重視します。
それまでの心理学は、人の心を要素に分け、その総和で人の心を理解しようとしていました。
しかしウェルトハイマーは、「全体は部分の総和以上のものである」という概念を提唱し、人の心は個々の要素を単純に集めたものではなく、それらの要素がどのように配置され、組み合わさるかによって全体の形が決まると考えました。このアプローチは、知覚、記憶、問題解決など多くの心理プロセスに応用されています。
ゲシュタルト心理学は、視覚芸術、デザイン、教育、認知科学など多くの分野に影響を与えました。特に、認知心理学や認知神経科学の発展に大きく寄与し、人間の知覚や思考がどのように組織されているかを理解するための基礎となりました。
ゲシュタルト心理学は、私たちが物事をどのように全体として認識し、理解するかを探求する学問です。このアプローチは、単なる個々の要素の集合ではなく、それらがどのように構造化されるかによって、全体としての認識が形作られるという視点を提供しました。
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