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コラム「障がい」と「仕事」

【働きたいを形に】就労移行支援の利用の仕方とは?

2023.07.07

障がいをお持ちの方の就職までをサポートする『就労移行支援』。今回はその障害福祉サービスの利用に関してご紹介いたします。

就労移行支援を利用するには?

就労移行支援は、一般就労等を希望する以下の方がご利用いただけます。

●一般企業への就職を希望する18歳以上65歳未満の方
●精神・発達・身体・知的障がいをお持ちの方
●難病・その他さまざまな障がいをお持ちの方

なお、障者者手帳をお持ちでない場合でも、主治医の「診断書」や「意見書」があれば自治体の判断により利用可能な場合があります。

お住まいの市区町村窓口や直接、就労移行支援事業所に確認してみるのがよいでしょう。

どのような人が利用しているの?

様々な障がいをお持ちの方に利用されていますが、就労移行支援事業所アクセスジョブでは、次のような方に利用していただいています。

□30代 男性/精神障害

通ってみて変わったことは、生活リズムが整い、日中の活動時間が増えました。

資格勉強もでき自信に繋がりました。

今後の目標としては、現在取り組んでいる資格の取得です。

そして長く勤めていける職場での就職が今の目標です。

□20代 女性/知的障害

支援員さんに相談にのっていただいたり、社会人としての基礎的なスキルを学ぶことが出来ました。

1人で就職活動をするよりも前向きに進めることが出来ています。

実際に見学してみたいけど...?

では利用するまでの流れを見学も含めて紹介しますね。

就労移行支援を利用するには、お住まいの市区町村窓口での利用申し込み手続きが必要になります。

就労移行支援事業所の支援員は利用開始までサポートしますので、ご安心ください。

今回ご紹介するのは一般的な流れですので、就労移行支援事業所によって異なる場合があります。

見学の予約

気になる就労移行支援事業所があれば、まずは見学の予約を取ります。

就労移行支援事業所のホームページに『お問合せ』などのボタンがありますので、そのガイドに従って受付フォームに入力して予約します。

事業所によれば電話や、メールで直接受け付けている所もあります。

ホームページを見て気になった事業所や、通所しやすい事業所をまずは選択するのがよいでしょう。

見学と面談

就労移行支援事業所では、支援員がその日の流れを案内します。

まずは、スタッフから説明を受けながら事業所内を見学します。

事業所内では、プログラム内容やパソコンなど学習に必要なものを案内し、1か月の予定やプログラムでの作成物といった掲示物も見る事ができます。

食事が提供されている事業所ではそのメニューを見せてもらったり、トイレの確認をするのもよいでしょう。

綺麗なトイレは重要ですよね。

サービス提供時間内であれば、ほかの支援員や利用者様の様子、プログラムの見学ができる場合もあります。

事業所内を見学したあとは、個室などで支援員と面談をする場合があります。

面談では気になることを質問したり、来所の経緯や障がいの状況、就職に関する事などを話しながら、サポート体制を一緒に考えていく場合もあります。

もちろん、話せる範囲の内容だけでかまいません。

体験の参加

事業所の一日の流れやプログラムなどを他の利用者様と一緒におこなうことも可能です。

実際説明を聞いただけではわからない事もたくさんあります。

体験参加をしてみるのがよいでしょう。

朝礼やプログラム、お昼休憩や終礼など事業所の一連の流れを体験できる場合や、都合の良い時間帯だけを体験する事も可能です。

自治体への利用申請

体験を終えたあと、希望する就労移行支援事業所があれば、市区町村窓口へ申請するといった流れになります。

この流れは就労移行支援事業所の支援員にも協力していただけるので、わからない事があれば何でも質問してください。

就労移行支援の利用方法 まとめ

如何でしたか?

就労移行支援事業所には様々な事業所がありますので、いくつか訪問し、実際に体験して決める事が大切だと思います。

こちらのシリーズでは就労移行支援の利用法や、事業所の選び方、どのように探せばよいかなどを掲載していきます。

就労移行支援事業所「アクセスジョブ」ではいつでも見学や無料体験を受け付けています。ぜひお気軽にお越しください。