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仙台
コーピングって❓🐥❓🐰❓
2023.07.27
皆さま、こんにちは。
アクセスジョブ仙台です。
今回は「ストレスの仕組みと対処法」についてご紹介します。
日々の生活の中でストレスを感じる場面はたくさんあると思います。
そもそも、ストレスって何なのでしょう?
「ストレス」とは、外部からの刺激などによって身体の内部に生じる反応のことです。
心理学では、ストレスを「ストレッサー」と「ストレス反応」の2つに分けて考えます。
「ストレッサー」とは、ストレスの要因となる外的刺激のこと。
具体的には、
・「暑い」「寒い」などの物理的なもの
・人間関係や仕事上の問題などの心理的・社会的なもの
などがあります。
続いて「ストレス反応」とは、ストレッサーに対する心と体の反応です。
・「イライラする」などの心の反応
・「胃が痛くなる」などの体の反応
が該当します。
また、同じストレッサーに対してストレスを感じる人とそうでない人がいます。
それは、ストレッサーが自分にとってストレスになるかどうかを判断する「認知的評価」の仕方が異なるからです。
はじめに出来事・きっかけとなるストレッサーがあり、その後に認知的評価が行われ、そのストレッサーがストレスになるのかどうかを判断します。ストレスになると判断されると、倦怠感やイライラなどのストレス反応が生じます。
ちなみに、心理学では、ストレッサーに上手く対処しようとすることを「ストレスコーピング」と呼びます。
コーピングにはストレッサーに対する考え方を変える情動焦点型と、ストレッサーそのものに働きかける問題焦点型の2種類があります。
少々言葉が難しいですが、例を挙げると「映画を見る、お風呂に入る」などが情動焦点型、環境そのものを変えるというのが問題焦点型となります。
2つのコーピングをバランスよく取り入れ、状況に応じて適した方法を使用したり、失敗したら別の方法に変更してみたりといった柔軟性が必要です。
さらにおすすめなのが、自分なりのコーピングリストを作っておくことです。
コーピングリストとは、ストレスに対して効果的だった方法や行動をリストアップしたものです。
自分なりのコーピング方法を多く持っていたり、様々なコーピング方法をより柔軟に選べる人ほど、感じるストレスが低減しやすいといった結果が得られています。
自分自身のストレス対処法を明確にし、ストレスの種類や状況に応じてスムーズに行動できるようになるとよいですよね。
一人で実践するのはちょっと……という方は、アクセスジョブ仙台のプログラムを通して様々なコーピングを試し、自分に合ったやり方を見つけていきましょう。