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四ツ橋

誰かと、何かと比べる必要はない

2024.02.01

こんにちは、Uです。

 皆様は「全豪オープンテニス」というテニスの大会を聞いた事はありますか?毎年この時期に行われる大会で、「グランドスラム」と呼ばれる世界4大大会の一つです。
つい先日男子シングルの決勝が行われ、優勝者が決定しました。イタリアのシナー選手。何とこのシナー選手、本格的なテニス歴はまだ9年だそうです!
テニスを始めたのは3歳だそうですが、のめりこんだのはテニスではなくスキー。イタリアでジュニアチャンピオンになるほど真剣に取組んでいて、テニスは13歳から集中し始めたようです。4大大会で出場・優勝するような選手は、それこそ5歳や6歳からテニスコーチが付くような猛者ばかり。その中に、テニス歴9年の選手が挑んだわけです。

 Uはテニスには明るくありませんが、母が好きで見るため、実力のある選手の名前はいくつか知っています。フィギュアスケートに例えると、羽生結弦元選手や浅田真央元選手のような、「大会に出れば優勝する(もしくは上位入賞)」みたいな選手が、テニスにも勿論います。そんな選手が、今大会は何と準決勝で敗退。対戦相手はシナー選手。番狂わせに、大いに盛り上がりました。
決勝相手はもう一人の優勝候補。しかも2セット連取され、あと1セット取られたら負ける、という状況から何と3セット連取し、逆転優勝しました!

 シナー選手は「勝ちたい」という強い気持ちでこの大会を戦ってきたと言っているようです。テニス歴9年、優勝常連の選手をくだし、イタリア勢48年ぶりの優勝。もし「自分は歴が浅い」「周りはすごい選手」という気持ちが少しでもあったら、勝ち上がってこれなかったかもしれません。誰がいても、何があっても、「勝ちたい」気持ちがあって、結果優勝にまで上りつめたその姿勢は、若干22歳ながら憧れます。Uもつい「みんなはすごいなぁ。それに比べて自分は…」と思ってしまいますが、誰かや何かと比べることなく、「自分はこうしたい」という気持ちがあれば、また一歩進めるのかなと思います。