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【仕事で役立つ!】“清濁併せ呑む”という大人の考え方【前編】

2024.02.15

【仕事で役立つ!】“清濁併せ呑む”という大人の考え方【前編】

こんにちは、アクセスジョブ新潟です!

この記事を書いている2月12日現在新潟は、春のような晴れの天気です。

天気がいいと気持ちも晴れやかになってきますね。

さて、今回は「仕事で役立つ、“清濁併せ呑む(せいだくあわせのむ)”という大人の考え方」というテーマでお話していきたいと思います。

皆さんは、「清濁併せ呑む」という言葉を耳にしたことはありますか?

なかなか一般的に使われる頻度は多くない言葉かと思われます。

その意味は、「善でも悪でも、わけへだてなく受け入れる」ということです。

度量が大きく、心が広いという意味合いが強い言葉でもありますね。

ではこのことが仕事上でどう大事なのか、紐解いて行きたいと思います!

突然ですが皆さんは、日々の生活を営む上で、何かご自身の理想を持っていますでしょうか?

例えば、

・「人と人との繋がりは、思いやりのある温かいものであるべきだ」

・「社会人たるもの、常に秩序を守り、責任を持って仕事に取り組まなければならない」

・「コミュニケーションにおいて、暴言や失礼などの非常識なことは許せない」

・「お酒や煙草、ギャンブルなどとは関わりを持つべきではない」



などなど、「〇〇はこうあるべき」といった価値観を、誰もが多かれ少なかれ持っているのではないかと思います。

そういった理想や信念を持つことは、とても大事な事であり、その方らしさが表れたとても尊いものであるように思います。

また、その方がどのような言動を普段から心がけているか、というところにも関わってくる「指針」のようなものでもあると思います。

もちろん私自身も、重んじていることや、大切にしたい価値観があり、日々それを指針として思考や行動をしているつもりです。

そういった信念や価値観などの“レンズ”を通して見る世界は、良くも悪くも自分らしさが色濃く反映されており、とてもリアリティがあって充実した情景であると思います。

何より、「自分を生きてる」という実感があり、ある種の誇りも感じられるような、とても重要なものであるように思いますね。

・・・しかし!!

この「理想」や「信念」があまりにも頑固なものになってしまっていると、時にちょっと困ったことが起きてしまいます!

それは何かというと、「“自分とは違う価値観”が受け入れられず、自分自身を苦しめてしまうことがある」ということです。

それは、「相手のことが許せない怒りやイライラに感情を支配されてしまうこと」かもしれませんし、「自分にとって受け入れがたい現実に傷つき、心を病んでしまうこと」かもしれません。

自分が重んじることを大切にしすぎてしまうあまりに、それに反する考え方や価値観にとても敏感になってしまうんですね。

酷い場合は自分の心に無断で侵入されてしまったような感覚に苦しめられ、心に大きなダメージを負ってしまうケースもあります。

その苦い体験をきっかけに、さらに自分と違った考え方や価値観が許せなくなっていく、といった悪循環に陥ることも考えられるので、そういった苦しみのループとは出来るなら無縁でいたいですよね。

では、どのようにして自身の理想や信念、価値観と付き合っていくのが良いのでしょうか?

次回は、それについてお話していきたいと思います!

お楽しみに!

また、アクセスジョブ新潟では、「ストレスコントロール」などのプログラムを行っており、ご自身のストレスを緩和するための方法を学ぶことができ、就職に役立てることができます!

体験・見学を随時開催しておりますので、興味を持たれた方はお気軽にご連絡ください!