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上前津
就労移行支援ってそもそも何?
2024.04.30
こんにちは、名古屋市中区にある就職に強い就労移行支援アクセスジョブ上前津です。(在宅支援も充実!)
今回は就労移行支援ってそもそも何?と言うことで、就労移行支援について
- 「就労移行支援とは」
- 「どんな人が利用できるの?」
- 「就労移行支援のゴールって?」
の3つに分けて説明していきます。
1. 就労移行支援とは
まず就労移行支援とは、簡単に言うと..
障害のある人が一般企業に就職するために自己理解、職業訓練、職場実習の場づくり、就職活動、就職後のサポートなどを受けることができるサービスです。
また、利用期間は2年間です。その期間内で一般就職を目指します。
では具体的にどんなことを行っているのか細かく見ていきましょう。
・自己理解・職業訓練
一般企業等への就職に向けてトレーニングを行っていきます。「働きたいけど仕事が見つからない」「復職したいけどどうしたらいいのか分からない」「就職して独り立ちがしたい」等、就職やその先の将来の希望や不安について支援員と相談しながら一般企業等への就職に向け、事業所や企業に通うことで就労に必要な知識・能力の向上を目指します。
・職場見実習の場づくり
自分自身に合った職場、企業探しをサポートします。本人に合った業種や職種を探したり、働きやすい職場環境を考えたりするために職場見学や実習を行う事で自身に合った職場を探すことができます。また、ハローワーク、障害者就業・生活支援センター等と連携を取り、本人にとって最適な職場を見つけるサポートも行います。(就労移行支援事業所が直接、職業紹介を行う事は制度上の理由で出来ません。)
・就職活動
希望の職場、企業が見つかったら、実際に履歴書作成や面接練習等、応募に向けて準備をしていきます。また、本人の希望がある場合は職員が面接に同行することができます。
・就職後のサポート
就職後に安定して勤務するために、スタッフと定期的に面談するなど、職場定着のサポートが受けられます。
2. どんな人が利用できるの?
では今度は、どんな人が利用できるのか、対象となる方について紹介していきます。
① 65歳未満の方
65歳未満である必要がありますがサービス利用開始時の年齢で見る為、65歳になる前日に就労移行支援を受け始めれば、原則2年間の継続が可能です。
② 障害や難病の方
障害の具体例
「精神障害」…統合失調症、うつ病、双極性障害、てんかん、対人恐怖症、等
「身体障害」…視覚障害、平衡機能障害、音声・言語・そしゃく機能障害、等
「発達障害」…自閉症スペクトラム、学習障害、アスペルガー症候群、等
「知的障害」…知的障害の方は人によって個人差があるため細かな規定は設けられていません。
また、障害者手帳は必須ではありませんが、医師の意見書等を参考に市区町村から障害福祉サービスの支給決定を受ける必要があります。
③ 一般就労を希望されている方
一般企業とは企業や公的機関等に就職し、労働契約を結んで働く就労形態です。
上記の3点が利用できる条件となっています。
3. 就労移行支援のゴールって?
就労移行支援のゴール(最終目標)は、”就職する事!”と言われることが多いですが、実は違います。
就労移行支援のゴールとは“就職後に安定して働き続ける。”と言うことが就労移行支援のゴールです。せっかく就職や復職をしても、長く続かなければあまり意味がありません。なので、就職した後も本人、企業、就労移行支援等でしっかり話し合い、働きやすい環境づくり等をフォローしていきます。
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