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上前津
怪しいエビデンスに注意!情報の信頼性を見極める方法
2024.07.03
こんにちは、名古屋市中区にある就職に強い就労移行支援アクセスジョブ上前津です。(在宅支援も充実!)
近年、インターネット上にはさまざまな情報が氾濫しています。
その中には、信頼性に疑問のある情報も多く存在します。
特に、怪しいエビデンスや偽情報は、個人や社会に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
精神疾患や発達障害、さまざまな疾患、医学の世界のエビデンスもたくさんあります。
ここでは、怪しいエビデンスに注意するためのいくつかの方法について考えてみましょう。
そもそもエビデンスにはランクがあります。
医学の世界ではエビデンスの信頼性の強弱を「エビデンスレベル」と言い、
- エビデンスレベル6「専門家の意見」
- エビデンスレベル5「症例報告」
- エビデンスレベル4「症例対象研究」「コホート研究」
- エビデンスレベル3「非ランダム化比較試験」
- エビデンスレベル2「ランダム化比較試験」
- エビデンスレベル1「システマティックレビュー」「メタアナリシス」
とあります。
「動物実験で〇〇が証明された」というニュースがありますが、動物実験は「エビデンスの欄外」に置かれています。
ネットなどの怪しいエビデンスに注意するにはまず、情報源の信頼性を確認することが重要です。
信頼できるメディアや公式機関からの情報であれば、その信憑性が高いと考えられます。
一方で、匿名のブログやソーシャルメディア上の投稿など、情報源が明確でない場合は、情報を鵜呑みにする前に疑問を持つことが大切です。
次に、情報の内容を検証することが重要です。
特に、怪しいエビデンスを示す情報には、事実と異なる可能性があります。
そのため、複数の信頼性の高い情報源から情報を収集し、情報の整合性や一貫性を確認することが重要です。
また、情報の背景や動機を考慮することも重要です。
情報を提供する側の動機や利害関係を理解することで、情報の偏りや歪みを見抜くことができます。
たとえば、特定の政治的な立場や組織の利益を守るために情報が歪められている可能性もあります。
さらに、専門家や専門家の見解を参考にすることも有効です。
特に、科学的な問題や専門的な分野に関する情報については、専門家の見解や研究結果を参考にすることで、客観的な判断が可能です。
大切なのは「エビデンスの本質」を知ることで、必要以上に絶対視しないことが重要です。
医学だけでなく、生活のあらゆる場面で、自らも情報リテラシーを高めることが重要です。
情報を批判的に評価し、偽情報や怪しいエビデンスを見破る能力を身につけることで、自己防衛の意識を高めることができます。
怪しいエビデンスには様々な形がありますが、情報の信頼性を見極めるためには、情報源の信頼性を確認し、内容を検証し、背景や動機を考慮し、専門家の見解を参考にすることが重要です。
さらに、自己防衛のためにも情報リテラシーを高める努力が必要です。
アクセスジョブは、情報リテラシーを高めることも健やかな職業生活のために重要と考えております。一緒に学んでいけるといいですね。
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