コラム「障がい」と「仕事」
🎍2024年🎍新年のご挨拶🐲
初めの一歩を踏み出すために
2024.01.01
皆さま、新年あけましておめでとうございます✨
わたしは障がいがあるかたの就労サポートをしているYと申します。
2024年もどうぞよろしくお願いいたします。
🌅本日は1月1日。
2024年最初のコラム「初めの一歩を踏み出すために」をお届けいたします。
今年の干支は「辰🐉」ですね。
十二支を全て書き出しますと
子(ねずみ🐀)、丑(うし🐄)、寅(とら🐅)、卯(うさぎ🐇)、辰(たつ🐉)、巳(み🐍)、午(うま🐎)、未(ひつじ🐑)、申(さる🐒)、酉(とり🐔)、戌(いぬ🐕)、亥(いのしし🐗)と呼び、12年のサイクルが決まっています。
私が十二支を覚える際のきっかけは、学生のころに愛読していた「フルーツバスケット」という少女漫画の題材として十二支が扱われていたことでした。
当時、どうして龍(辰🐉)だけ実在しないのだろう?と思いましたが、龍は、干支の中で空想上の動物というだけでも特別感があり、ワクワクしたことを思い返します。
初めの一歩を踏み出すために
今年の辰年🐉は5番目の年になります。
改めて調べてみると、辰年🐉は「初めの一歩を踏み出すために」とても良い干支であることが分かりました。
それでは、辰年🐉の意味をご紹介いたします。
●辰年の意味とは
中国では古来、龍(辰🐉)は最も聖なる生き物とされ、権力、隆盛、吉祥の象徴として崇められてきました。
十二支の中では唯一空想上の動物であり、願いを叶え物事を好転させてくれる縁起のいい干支となるそうです。
また、今年は甲辰🐉(きのえたつ)という年で「新しいことを始めて成功する、いままで準備してきたことが形になるといった、縁起のよい年になる」と言われています。。
●求人業界では
また、一般的に求人業界では、寒い時期の12月~3月は一年で最も人の動きが大きい時期です。
新社会人になる方や4月に新しい職場を望む方が増える傾向があるからです。
就活はこれからの方や、就活を続けているけど、迷いや悩みがあるかたはぜひ「自分らしい」お仕事の選び方についてぜひ考えてみてくださいね。
年始のお休みという限られた時間を設定すると、今何をするべきかが見えてくるかもしれません。
●障害者雇用については
令和6年4月1日施行分から障害者雇用率が引き上げられます。
企業は共生社会実現の理念の下、すべての事業主に法定雇用率以上の割合で障害者を雇用する義務があります。
この法定雇用率が、民間企業は今まで2.3%だったところ、令和6年4月からは2.5%へ。
令和8年度から2.7%に引き上げられます。
このことを鑑みると、これから障がい者求人が増えるのではないかと思うのです。
4月~お仕事開始を目標にされている方はいまからアンテナを張っておきましょう。
リンク先:障害者雇用の引き上げ厚労省をご参照ください
新年は何かを始めるのに丁度良いタイミングです。
これから2023年に、何かにチャレンジしたいな、と思われた方、いま目標に向かって頑張いらっしゃる方、就労移行支援においては、就職を検討されていらっしゃる方にとって素敵な1年になりそうですね。
新年だからつながる
新年を迎えて辰年🐉の意味、求人業界や障害者雇用率の変化、求人が春に向かって多くなり、人が動くこと、をみてきました。
人が動くと言えば、コロナ制限が終わり、やっと会えなかった親戚や、会いたい人に会いやすい世の中になりました。
今こちらのコラムを読んでいただいている方もご家族で過ごしていたり、お友達と過ごされていたり、お一人で新年を迎えている方もいらっしゃることと思います。
一人の時間が好きな方もいれば、そうでない方もいることでしょう。
もし、一人でいるのはさみしいな……とお感じでしたら、電話番号やメール等で繋がっている方がいるのであれば、その方と連絡を取ってみるのはいかがでしょうか。
普段、用事がなくて誰かに声を掛けることが難しいと感じている方も、新年であれば「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」の挨拶をするだけでも十分な用事になります。
直接会う、メール等で言葉にするのが難しいのであれば、LINEのスタンプでもいいかもしれません。
連絡をもらった方はきっと嬉しくなることと思います。
●どこかで誰かとつながれる。
ご連絡したいお相手がみつからない方は、困ったときに相談できる方を思い返してみませんか。
それは家族や友達でなくてもよいと思うのです。
現在利用されている福祉事業所の職員さんや、相談支援事業所の担当者さんが思いつきました。
みなさまのサポーターは、お正月休みが明けた頃に新年の挨拶に顔を見せてもらえるだけで、きっと喜ばれることでしょう。
事業所の職員さんや担当者さんは年末を一緒に過ごす仲とは違うかもしれませんが、休みの間も皆さまのことを心配している方が多くいらっしゃいます。
家族や友達でなくても繋がっている相手がいることは忘れないでくださいね。
それでも頼れる相手は自分ひとりしかいないと感じている方で、さみしいと感じているのであれば孤独・孤立相談ダイヤルというものがあります。
こちらは内閣官房が年末年始に開設をしている相談ダイヤルです。
こちらは年末年始の窓口ですが、孤独を感じる方に向けて行政は時期に関わらず様々な窓口を用意しております。
いきなり、困った❗になることも考えられますし、抱えるお悩みも人それぞれであることと思います。
もし、貴方が今誰かに話を聞いてもらいたいと感じているのであれば、こちらの内閣官房の相談窓口に一度アクセスしてみてください。
貴方のさみしさやお悩みを解消する手助けとなるきっかけになることを願っています。
●いまお仕事をされている方へ
就労移行支援や他の障がい福祉サービス、関係機関を卒業し、就職された方の中には元旦の今日、お仕事をされている方もたくさんいらっしゃることと思います。
交通機関、サービス業や運送業、この世の中はたくさんの仕事、それを支えてくださる働く人達のおかげで成り立っています。
わたしが子供のころは、元旦はお店が閉まっていたものでした。
いまは元旦に電車に乗れる、コンビニに行ける、百貨店では福袋を売っているところもありますね。
便利な世の中の背景には、様々な仕事があり、その仕事を担ってくださる方がいらっしゃることを実感いたします。
本日お仕事の方、新年早々本当にありがとうございます。
いまお仕事中の方は、お勤め先で調整しながら休暇を取られることとなるでしょうけれど、その時はゆっくり体を休めて休暇を満喫してくださいね。
よろしければ、冒頭にご紹介しました、少女漫画「フルーツバスケット」、おススメです。
昔の漫画ではありますが巻数もあるため、まとまった時間を費やすお供には良いとおもいます。笑。
新年を迎えて【初めの一歩を踏み出すために】まとめ
年末年始の過ごし方は人それぞれですね。
自宅で過ごす、お仕事をしている、旅行へ行っている、そのときの充実感や感じ方もそれぞれ異なることでしょう。
年始は理由がなくてもどなたかと連絡が出来る良い機会です。
年賀状の文化は年々廃れていくのを感じますが、ツールが変わっていくだけで新年の挨拶が途絶えているわけではないと思うのです。
大切にしたいご縁があるのであれば、電話やメール、Line、SNSなど、これから新年のご挨拶をされてみてはいかがでしょうか。
そんな相手が見つからない、という方は、福祉施設や先述した行政(相談窓口)があります。
そこにいる人と関わっていく中で、これから新年の挨拶をしたい相手に変わっていくかもしれませんね。
また、新年は何かを始めるのに丁度良いタイミングです。
就職活動においては企業が春に向かって求人を出したり、就労移行支援では相談が増えたり、企業実習なども活性化してくことでしょう。
何事もまずは初めの一歩が大切。
辰年🐉は「成功の芽が成長し、姿を整えていく」という傾向だと言われています。
皆さまは2024年、どのような目標、どのような一歩を踏み出したいでしょうか。
私は2024年も昨年と変わらず楽しい一年にしていきたいと思っています。
その為には、ライフワークバランスを整えよう、仕事の時間、趣味の時間をどうやって充実させようかなとも考えます。
そして、趣味にはお金が掛かる為、楽しい一年を過ごすためにしっかりとお仕事を頑張っていこう❗と思いました。
このように目標はこんな風に漠然としたものでも良いとおもいます。
初めの一歩を踏み出すために皆さまが「こんな一年を過ごしたい。」と望むことから始めてみてはいかがでしょうか。
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📢次回は1/8(月)「【働きやすい環境で働く】特例子会社」について掲載予定です。
毎週、お会いできることを楽しみにしています。
就労移行支援事業所「アクセスジョブ」は令和6年1月4日(木)から営業いたします。
見学や無料体験のお問合せは1月4日以降でご対応させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。