事業所からのお知らせ

2021.02.17
名古屋駅前校

IAD になっていませんか?

こんにちは! アクセスジョブ名古屋駅前です(^^ ♪

今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。

 

筆者は毎日〝あおなみ線〟を利用して通勤していますが、

行きも帰りも、乗り合わせた人のほぼ全員がスマホと〝にらめっこ〟をしています。

たいていは、その指の動きで、メールや LINE をしているのか、

ニュースや小説などを読んでいるのか、ゲームをしているのか、わかりますよね。

マスクをしているせいもあって、最近は車内で

会話をする人もお化粧をしている女性の姿も見かけなくなりました。

教科書や「英単語ターゲット1900」を読んでいる受験生もいません。

 

1990年代のはじめ、ワールド・ワイド・ウェブ(WWW)が出現してから、

便利な通信手段として急速に拡大し、なくてはならない存在となったインターネット。

みなさんも、一日のうち何時間もお世話になっているはずです。

一方で、〝便利〟であるがゆえに、ついつい利用頻度が高くなってしまい、

情報の漏洩や拡散などのリスクをはじめとするコンプライアンス上の問題や

エビデンスに基づいていない誹謗中傷などの社会的・道徳的な問題が発生し、

健康被害が出ていることもまた、周知の事実。

 

1990年代半ば、アメリカの精神科医イヴァン・ゴールドバーグが提唱し、

心理学者キンバリー・ヤングとともに学会で発表、警鐘を鳴らしたのが

インターネット依存障害( Internet Addiction Disorder )、通称〝IAD〟です。

のち、アメリカ精神医学会の診断基準 DSM-Ⅳ において、

ギャンブル依存症と同様に「特定不能の衝動制御の障害」として分類されました。

薬物使用をはじめとする物質依存障害の定義を参考にヤングが提唱した

インターネット依存障害の診断基準によれば、

  ① インターネットに夢中になっている

  ② インターネットに多くの時間を割かなければ満足できない

  ③ インターネットの使用を自制しようと努力しても困難

  ④ インターネットを使わないと、憂うつになったり、イライラしたりする

  ⑤ ついつい予定よりも長くインターネットに接続してしまう

  ⑥ インターネットを使っていて学校や仕事を休んでしまうことがある

  ⑦ 家族や知人、医師に、インターネットの使用時間について嘘をついたことがある

  ⑧ 落ち込んだとき、気分転換のためにインターネットを使う

の8項目中、5項目以上にあてはまる人が IAD であると定義されています。

のちに、この定義は別の研究者たちによって改訂されましたが、

〝禁断症状〟を伴うことがポイントであることに変わりはありません。

 

インターネットが生活に及ぼす影響について、

2013年に日本国内のある大学生を対象に行った調査では、

「情報を得られる 46%」をはじめ、

「楽しい」「いやなことを忘れられる」などのプラス面の効果・効能がある一方、

「勉強時間が無くなる 33%」をはじめ、「睡眠が足りなくなる」

「課題が提出できない」などのマイナス面があることも指摘されました。

特に依存度の高い層では「インターネットがないと生きていけない」といった回答も。

生活習慣の乱れやトラブルへの不安、対人関係の不安なども含め、

インターネットの利用過多による健康被害はかなり深刻な状況なのかもしれません。

コロナ禍で外出する機会が減り、〝おうち時間〟が増えていることもあり、

潜在的にはかなり多くの人が IAD の危険にさらされているかもしれませんね。

臨時休校措置で外出自粛を余儀なくされた時期にスマホのゲームにはまってしまい、

親に内緒でン百万円も課金していた小中学生もいるくらいですから。

 

就労中の人はもちろん、就活中の人も、その多くは

仕事上の通信手段や情報検索手段としてインターネットを頻繁に利用しているはず。

お互い、気をつけたいものです。